ALPS 2002 夏のヨーロッパの記録です!
フランス France

モン・ブラン・デュ・タキュル 4248m Mont blanc du tacul

モンブラン3山の中(モンブラン、モンモディ、モンブランタキュル)の中で一番登りやすい山、日帰りOK
◆グレード 
peu difficile(やや困難) 雪、または氷、頂上直下は、岩もあり。傾斜40度まで。氷河上はクレバスあり。
◆日程 ミディのケーブル利用なら日帰りOK。AM6:00の始発ケーブルに乗ること。ただし体力必要 高度差、ミディのコルから約800mの往復、帰路は300mの登り返しあり。
◆地図 IGN(フランス国土地理院) 1:25000 3531ET ST-GERVAIS、 3630OT CHAMONIX

ミディの山頂駅から細いリッジをプランの方向へ300m下り、バレブランシュ(白い谷)に降りる。写真は左端のピークがタキュル山頂。登行は正面の影の部分をやや右上しながら氷河クレバスを避けながら行く。右端の白いピークはモンブラン。
雪、または氷の斜面を黙々と登る。降雪後、は雪崩の危険あり。クレバスにも注意必要。
山頂には十字架あり。360度の展望は、モンブラン、モンモディをはじめ、プラン、シャモニ針峰群、グランドジョラス、ダンデジュアン、そじてモンブランのイタリア側の壁もよく見える。この日は無風快晴!じゃなくて、稜線で風が少しありました。だからヤッケきてるんですよね。
山頂付近の雪庇とメールドグラス(氷の海)向こうの山々。左ベルト、右端はグランドジョラス。


コスミック山稜 Arete des Cosmiques

◆グレード peu difficile(やや困難) 雪、または氷、岩、ミックスあり、懸垂下降や岩登りのピッチもあり、変化に富んだクライミングを堪能。ミディのケーブルを使えば、約半日で行けるので高度順化をかねてビッグルートのトレーニングにも有効。
◆日程 ミディのテレキャビン利用なら日帰りOK。お天気や順番待ちを考え、AM6:00の始発ケーブルに乗ること。高度差300m体力的には楽。
◆地図 IGN(フランス国土地理院) 1:25000 3630OT CHAMONIX


ツール・ロンド 3792m La Tour Ronde

ツール・ロンドは丸い塔という意味の山。モンブランの荒々しいイタリア側の展望が最高にすばらしい。モンブラン山群の概念をつかむのに最適。頂上では、マリア様がお出迎えしてくれる。
◆ルート イタリアトリノ小屋からアプローチ。シャモニから日帰りは難しい。登頂ルートは、フレッシュフィールドのコルに直接上がるか、アントレーブのコルから南東稜経由のどちらか。南東稜がノーマルルートだが、降雪後はルートファインディングが難しい。フレッシュフィールドのコルに直接上がるルートは雪のコンディションしだい。氷になっていれば難しい。落石注意。
◆地図 IGN(フランス国土地理院) 1:25000  3630OT CHAMONIX

モン・ブラン 4807m Mont Blanc

モンブランはヨーロッパアルプスの最高峰。一般ルートからは、最高峰というひびきに憧れ数百人の登山者が列をなして登る。しかし、悪天になれば、夏でも気温はマイナスになり吹雪に見舞われる。悪天時にはのぼらないほうが賢明。
◆グレード facile(簡単) ただし体力、基本的なアイゼンワークは必要、グーテの小屋までは岩場(2級)あり、悪天時はルートファインディングが困難。
◆宿泊 一般ルートからは、グーテ小屋(0450-58 24 97)たいてい恐ろしく混雑!
◆地図 IGN(フランス国土地理院) 1:25000 3531ET ST-GERVAIS、 3630OT CHAMONIX
コル・デ・ラ・コロンビアの岩場 Col de la Clombirer 1613m

コロンビアの岩場はクライマーには天国である。シャモニで雪山に疲れたら、フリークライミングで心も体もリフレッシュできます。シャモニの喧騒に疲れたときは、ぜひここへお出かけを。シャモニから高速A40 E25でCLUSEへ、そこからANNECY方面へ40分でコロンビア到着。残念ながら電車では行けません。峠から見えている岩場まで徒歩20分。岩場は石灰岩でさまざまなホールド、スタンスで、どっかぶりはないですがダイナミックなクライミングができます。
◆グレード 5から7c、8aまでいろいろ。デシマルグレードで5.7から5.12d、5.13までよりどりみどりです。
◆宿泊 コロンビア峠に上がる途中にle Reposoirにホテルあり、きれいで静かなリゾートです!
◆地図 IGN(フランス国土地理院) 1:100000 45 ANNECY LAUSANNE

プチット・ベルト 3512m  Petite Aig Verte

グランモンテのテレキャビンを使えば、半日で往復可能なプチットベルト。しかしながら氷や岩場(3級程度)がありもちろんロープは必携。シャルドネ、アルジェンチェール針峰の展望よし、もちろんドリューやモンブラン、シャモニ針峰群も!
◆ルート グランモンテから頂上がよく見えている。通常は正面の雪面を右あがりに上がってコルへ、クレバスあり。その後、稜線を氷、ミックスの斜面を頂上まで右よりの雪面を登って(急傾斜)も行ける!
◆地図地図 IGN(フランス国土地理院) 1:25000  3630OT CHAMONIX


スイス Switzerland
モンテローザ デュフールシュピッツェ 4634m Dufourspitze

モンテローザという名前のピークはなく、モンテローザ山群の最高点はデュフールシュピッツェといい、もう一方のとんがりピークはノルエントという。アルプス第二の高峰であるが、体力的、技術的にも、アルプス最高峰のモンブランよりかなり難しい。
◆グレード 
peu difficile(やや困難) 雪、または氷、頂上直下は、岩もあり。傾斜40度まで。氷河上はクレバスあり。
◆日程 2日必要。1日目は、ゴルナーグラート鉄道、ローテンボーデン駅から約2〜3時間でヒュッテへ、氷河を横切ることになりますが、夏期は氷河上に赤旗が目印に立てられているので迷う心配はなし。ヒドンクレバスもないので、ロープも通常は必要なし。モンテローザヒュッテまで。2日目はAM3:00前には小屋を出て行きたい。氷河のサイドモレーンのトレールを進み、岩とモレーンを越え、岩場を登るとオーベレ・プラッティエに到着。ここから氷河上に出るがこのあたりが一番クレバスが多く危険。この上は氷河上を延々とあるき、ピーク4359のコルへ、ここから岩場を約1時間で山頂へ。雪がのっている場合は困難。
◆地図  LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) 1:25000 ZERMATT 1345
モンテローザ小屋までは、ゴルナー氷河を渡る。小屋のスタッフにより、ルートは整備されており、日帰りハイキングの方も多い。普通はアイゼンも不要。
ゴルナー氷河上からは、マッターホルンがよく見える。正面は東壁
モンテローザ小屋は石造りの立派な小屋。午後は日当たりが良すぎて暑い。PM9:00ごろまで日が当たる。



ブライトホルン 4164m Brethorn

ツエルマットに行った登山者のほぼ全員が、ブライトホルンに登っているのではないか?それほどたくさんの登山者を迎えているのは、アプローチが完備され他の4000m峰に登る高度順化を手軽に行えるからだ。約半日で登れる4000m峰として人気だが、当然氷河上なのでクレバスあり!
◆グレード peu difficile- (やや困難) 2時間程度で登頂できるので体力的には楽であるが、吹雪になるとルートファインディングは難しい。中央峰よりのコルから(右から)登頂すると、少々ナイフリッジあり。ツエルマットの街がよく見える。
◆日帰り ツエルマット発、AM8:00までのロープウエイに乗ること。ブライトホルンパスから1〜2時間で登頂。
◆地図 LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) 1:25000 ZERMATT 1345

カストール 4228m Castor
双子の峰、ポリュックスの兄貴分、いくらか標高が高い。
◆グレード 
peu difficile(やや困難) 雪、または氷、傾斜40度まで。降雪直後は雪崩注意。
◆日程 日帰り ツエルマット発、AM7:00の始発ロープウエイに乗ること。ブライトホルンパスからブライトホルン西峰、中央峰、ロチャネラの南の氷河上を東へトラバースしポリュックス南西岩稜を回り込み、ツバイリングヨッホへ。そこから正面の雪面(クレバスあり)を稜線まで、稜線は両側が切れたとてもきれいなナイフリッジになっている。
◆地図  LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) 1:25000 ZERMATT 1345

ポリュックスから見たカストール、ルートは正面の雪面をクレバスを避けながら登る。
頂上稜線のナイフリッジ。気持ちがいい。
カストール山頂にて

ポリュックス 4092m Pollux

カストールとあわせて双子峰(ツバイリング)と呼ばれる。クラインマッターホルンのロープウエイ駅から日帰りが可能。簡単な岩場(2級)あり。頂上へは、簡単な雪稜を200mほど登る。悪天時は、南南西稜までのルートファインディングが困難。
◆グレード peu difficile(やや困難)雪が多ければアイゼンでの2級の岩場(鎖あり)の登り下りあり。
◆日程 日帰り ツエルマット発、AM7:00の始発ロープウエイに乗ること。ブライトホルンパスからブライトホルン西峰、中央峰、ロチャネラの南の氷河上を東へトラバースし南西岩稜へ取り付く。
◆地図 1:25000 LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) ZERMATT 1345



リムプフィッシュホルン 4199m Rimpfischhorn

アラリンホルンに登ると南正面に鋭くとがったかっこいい山。ツエルマットではマッターホルン、モンテローザ、ブライトホルンが有名だが、リムプフィッシュホルンは、名前は知られていないが、技術、体力とも必要な厳しい山である。
◆グレード peu difficile+ (やや困難) フルーアルプから往復8〜10時間以上はかかるので体力が必要。頂上直下の氷と岩は正確なアイゼンワークが必要、特に下山時のスリップは重大な危険に直結する。氷雪の急傾斜(50度程度まで)と2級の岩の登下降がある。
◆宿泊 スネガからブラウヘルドまで乗り物、徒歩30分でアルプフルーヒュッテ宿泊。朝は自由な時間に食事(セルフサービス)可。AM3:00過ぎには出発すべきだろう。峠まではハイキング道を行くが、大きな岩があるガラ場はルートが見つけにくい。
◆地図 1:25000 LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) ZERMATT 1345




アラリンホルン Allalinhorn 4197m


アラリンホルンは、ブライトホルンとならんで登りやすい山といわれている。困難。
◆グレード peu difficile(やや困難)大きなクレバスあり。
◆日程 ザースフェーから日帰り、ツエルマットからならツエルマット発AM6:03の電車に乗ること、車があればAM7:00にはザースフェーに到着できる。バスならばもう少し遅くなる。
◆地図 1:25000 LANDESKARTE DER SCHWEIZ(スイス国立地図) ZERMATT 1345 RANDA 1328 SAAS 1329


リッフェルホルン  2928m  Riffelhorn

マッターホルン 4478m Matterhorn




by MICHIHIRO KADOYA

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